<其の11> 奇形児
これは北海道網走市であった話です。古塚美枝さん(当時23)は、いわゆる 売春婦でしたが夫がいました。しかしその夫は働こうとせず、 酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに暴力を振るいました。 83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。原因は妊娠による つわりなどでした。売春婦であった美枝さんは、まず誰の子なのか 考えましたが夫の子である事を確信し、早く報告しようと急いで帰りました。 しかし夫は自分の子とは信じず、中絶を命じました。それから5ケ月。 結局、美枝さんは中絶を拒み、生むことを決意しましたが、夫は従わなかった 事を不満に思い、さらに暴力を振っていました。そしてその日、夫は 美枝さんの腹部に膝蹴りをしました。すると、美枝さんの股間からは 溢れる様に血が流れてきました。そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない様な うめき声で唸りながら・・・流産でした。 夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?それは生まれてきた子供が 余りにも醜かったからです。目はあべこべに付き、片方の目は眉毛の上に 付いていました。鼻はだらしなく直角に曲がり、口は縦向きに、しかも 耳の付け根から裂け目の様に付いていました。動きもせず、ただこちらを 眺めていました。それからどうなったかは分かりません。 ただ、この話を聞いた人は最低3日間気をつけて下さい。 後ろで何か気を感じても振り向いてはいけません。それはあの子があなたを 眺めているのだから。この話を聞いた当日中に3人にこの話を聞かせなければ そのままあの子は離れて行きません。 |
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